2009年10月13日

「皇室の名宝」展

皇室の名宝展
三連休の初日に、かねてから楽しみにしていた東博で始まった「皇室の名宝」展に行ってきた。
円山応挙、狩野永徳や上村松園なども、もちろん楽しみ展覧会だが、おそらく展覧会に行く人の多くがそうであるように、私もご多分にもれず伊藤若冲の動植綵絵全30幅をこの目で観るのが大目的だ。
その動植綵絵30幅の中の一幅、「群魚図」に描かれているルリハタという魚には、ドイツで作られたばかりの顔料であるプルシアンブルーを使って独特の色彩を表現しているが、日本でプルシアンブルーの顔料が使われ始めたとされる時期よりも10年も前に使っていたという事実には驚かされる。
実は、数年前の平成館で行なわれた若冲展の時も、それに連動する形で三の丸尚蔵館で数期間に分けて公開されていた動植綵絵だけど、その時期にはあいにく全てを観に行く事が出来ず、幾分か満たされない気持ちが残っていたが、今回の全30幅を一度に鑑賞する事が出来たので、数年越しのモヤモヤが一掃されてとても良かった。

もちろん、それ以外にも、七宝焼きの壷や高村光雲の木彫も含め、素晴らしい美術品の数々なのだが、今展覧会は第一期、第二期と展示内容を全て入れ替えてしまうので、気になっている人は急ぐべきだろう。

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