2010年4月27日

イカワでコーヒーブレイク

八幡宮階段

改築の為いったん7月に閉店するミルクホールに久しぶりに行こうと思いつつも、混雑を避けるように「喫茶 井川」へ。
お店の主人は井川邦子さん。今となっては知る人ぞ知る松竹の元女優さんで木下恵介の「カルメン故郷へ帰る」や小津安二郎の「麦秋」等々に出演しておられた方。もう高齢だが、当時の面影もそのままに、お元気にカウンターでお客にコーヒーや紅茶を淹れてくれる。
小町通りや若宮大路の混雑にいつもヘキヘキしている小生にとってフラッと立ち寄りゆったりとした時間の中でコーヒーが楽しめるありがたい場所だ。
ただ、初めて行く小津映画マニアや木下映画好きの客は、興味本位であれこれ質問するのは控える方がよいだろう。

さて、井川でマンデリン・コーヒーを美味しく頂いた後は、八幡宮で大銀杏のその後の様子を確認してから国宝館で常設展を鑑賞。そして帰りがけにダイヤ菊を呑みにキネマ堂へ立ち寄った。
私の知る限り、近郊でダイヤ菊を出しているお店はニュー新橋にある「酒蔵 ダイヤ菊」か「鎌倉キネマ堂」しか私は知らない。ニュー新橋には最近、全然行く機会がないのでキネマ堂がダイヤ菊出しててくれて良かった。

「天の美禄たり」はダイヤ菊を愛した小津の言葉だが、今度はぜひメーカーから取り寄せてみよっと。

2010年4月23日

ジェダイ・マスターがこんなところに出没

100423

後ろ姿がまるでヨーだなので撮ってしまった。
先週行なわれていた横浜公園のチューリップまつり散策中に遭遇。今までキリがないくらいこの像の側を通っているはずなのに全然気がつかなかった...近くから観ると、それほどではないかもしれないが、ちょっと距離があると立ち姿はソックリ。

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2010年4月21日

とろけるシブースト・桜

とろけるサクラ

当ブログではすっかりお馴染みのガトー・ド・ボワイヤージュの期間限定「とろけるシブースト・桜」

この間、店員さんにいつ頃まで販売する予定か聞いたところ、「次の切り替えのタイミングにもよりますが、来週か来々週ころまでだと思います」と言っていたので、なんとか間に合うタイミングで買ってきた。

とろけるサクラ2

爽やかな酸味のフランボワーズを桜のクリームとブリュレで挟んでいてなんとも華やかな味だ。
味覚に対する表現力に乏しいのが、我ながら情けないが、とにかく美味しい。
個人的にはとろけるモンブランよりも好き。

ちなみに「桜」の次は「白桃」との事。

2010年4月15日

ワッフルとエスプレッソ

ワッフル21

若宮大路にあるワッフル21のカスタードワッフルとマーブルワッフル。

店先の椅子に座って食べているお客でいつもいっぱいだが、ワッフル1つでも結構ボリューミーで、食べごたえ充分なので、鎌倉散策でちょいと小腹が空いたら、混雑して中々スッと入るのもままならない喫茶店やカフェに行くよりも手軽に満たしてくれるのが嬉しい。

ブリッカ01ブリッカ02

エスプレッソ豆を買っているお馴染みのお店のおねーさんから無期限レンタルしてきたビアレッティ社のブリッカ。
これは愛用のモカと基本的には同じ構造なのだが、モカと違う最大のポイントはコーヒーの吹き出し口にバルブみたいなモノが付いていてコーヒー抽出後に泡立ててクレマを作ってくれるのだ。これはおねーさんの私物らしく、使ってないのでお店に持ってきて飾っていたらしいのだが、おねーさんと身も蓋もないネタの談笑中に「良かったら試しに持っていきます?」と言われ、遠慮なく持ち帰ってきたというシロモノ。

肝心のクレマ(泡)が立つかという問題だが、おねーさん曰く「水の量を間違えると泡は出来ません、泡立ちは一定ではないし、あくまで泡のようなもの」等々と、説明を聞いていたので試した時も誤算無く、なるほど...と納得の使用感。ただ、嬉しい誤算だったのは、ブリッカで淹れたエスプレッソの方がいつものモカで淹れるエスプレッソよりも美味しいのだ。借りてきてからズッとこれで飲んでいるが、間違いなくブリッカの方が美味しい。

2010年4月11日

川喜多映画記念館と鏑木清方記念美術館

川喜多映画記念館
オープンしたばかりの川喜多映画記念館に行ってきた。
旧川喜多邸を改装した記念館は映画スチールやポスターや機材が多数展示しており、情報資料室にはキネマ旬報のバックナンバーや映画関連の書籍が自由に閲覧出来るようになっているし、35、16ミリフィルム兼用映写機を備えた上映室も完備しているので、日本の映画文化に多大なる功績を残した川喜多夫妻の旧宅で名画鑑賞できるようになるというのはとても素晴らしいことだし、現在、鎌倉には映画館が無いので、その意味でもとっても喜ばしい。

京橋のNFCにはもちろん遠く及ぶべくもないが、川喜多FCと呼ばれるような企画や資料展示の充実を期待したいなぁ。

川喜多映画記念館02川喜多映画記念館03
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鏑木清方記念美術館
鏑木清方記念美術館にも寄ったが、館内は結構混雑していて、鎌倉観光のついでに覗いてみた。という感じの人だけでなく、鏑木清方や日本画の愛好家(当たり前か)が多く見受けられて鏑木清方の根強い人気が伺える。
優美で流麗な鏑木の画は本当に美しくて観ていても飽きる事がないくらい素晴らしい。

鏑木清方「朝凉」
「朝凉」(1924)

2010年4月 5日

遅ればせながら『アバター』を鑑賞

アバター
「アバター、観た?行かない?」と突然の友人による誘いに「今さら?...」と思いつつもオッケーし、オープンしたてのコレットマーレ内にあるブルク13で鑑賞した。

とにかく3D、3Dと話題だが、凄いと思うのはせいぜい最初の30分位で、あとは直ぐに馴れてしまうし、いくら迫力があるといっても立体ホログラムで上映している訳でも無し、スクリーン自体が2Dなのだから迫力も限定的だ。それより3D映画が定着するかの最大のポイントは、巷間伝えられている3D用のメガネの問題だろう。
映画館の3D上映設備に採用しているシステムの種類によってメガネの形状は違う。幸いブルク13採用のメガネはフレームが大ぶりなので普段着用のマイ・メガネの上から掛ける事は出来たがそれでも重さで鼻メガネになりやすいし、上手くマイ・メガネに乗っかってくれないのでベストな掛け方を模索しながらの鑑賞になった感は否めない。それでもごっついセルフレームではなくチタンのリムレスフレームでスマートなマイ・メガネだったから上手く被せる事が出来たが...自分が掛けているメガネフレームの形状によっては3Dメガネがうまく掛けられないという問題がある。
結局は裸眼かコンタクト着用がベストだと思うが、私の様なコンタクト嫌いのメガネ愛用者は大勢いるのでこの3Dメガネのフレーム改良はしてもらいたい。それに3D専用メガネのレンズ部分がシャアのマスクみたいに小さいので折角の大スクリーンも視野が狭く感じて臨場感が弱まってしまうのもいただけない。
メガネ問題以外にも劇場内の座席の位置によっては3D効果が充分得られにくいとか、3Dに見えないという体質というかタイプの人の問題等々、色々あるがメガネが最も直近の改善点だろう。

ところで、肝心の映画「アバター」だが、ストーリーは、もうお約束のパターンで(殆どSF版ダンス・ウィズ・ウルブズ)別段どうという事はないが、映画の舞台となる衛星パンドラとそこに生息するナヴィという種族の文明形態など見事に創り込んでいるので鑑賞途中で興ざめするという事もなくストーリーに入り込めるので3Dでなくとも充分面白いし、160分という長さも気にならない映画だった。

唯一、気になったのはCGなどVFXシーンでは撮影範囲のほぼ全てにピントが合っているのに(グラフィックスだから当たり前だが)人間だけのシーン(実写部分)ではパンフォーカスでないので背後の人物や背景がボケてしまっていて、ちぐはぐな感じがしてしまう。どうせならここら辺もCG部分と調和を取ってもらいたかったという事くらいかな。

2010年4月 4日

志村立美と美人画

志村立美
志村立美と言えば今の50代前後から上の世代にはとても馴染み深い名前かもしれない。
口絵、挿絵画家の大家で晩年は美人画の巨匠として有名だった人だけど、若い人にはあまりピンと来ない名前になってしまっているのがとても残念なのだが、その志村立美の作品を専門に常設展示しているハナサキ画樓を覗いてきた。

志村立美の専門の画廊が桜木町にあった(といってもまだ新しいようだが)のも驚きだったが、画廊のある花咲町に若い頃、志村立美が住んでいたという話しに驚いて、思わず画廊の人に「画樓を開く前にその事は事前に知っていたのですか?」と質問すると、「いや知りませんでした。」と言われ、その偶然にさらに驚いた。

志村立美は幼少を中区で育ち、画家を志した頃に伊勢佐木町にあった野沢屋(松坂屋)の改築落成ポスターを描いた事もあると、横浜に縁深い人だった事を知り妙に嬉しい気分。

その後もしばらく絵や資料など見せてもらいながら色々と話しをしているうちに志村立美の図録とか作品集はほとんど無いし、あっても高価ですよね〜。などと話しをした後、その足で図書館に向かい、調べてみると幸いも志村立美画集「かんざし」が置いてあったので、すかさず借りて帰ってきた。

志村立美01志村立美02
上の絵は画集「かんざし」にも掲載されている志村立美による映画ポスター「藤十郎の恋」と「緋牡丹博徒」
「藤十郎の恋」の京マチ子や「緋牡丹博徒」の藤純子など、良く似ている上に艶っぽく色づかいも素晴らしくカッコよくて、思わず「欲しい!」と叫びたくなるようなポスターだ。