2011年3月22日

連休は...

三浦大輔投手
横浜駅で募金活動していたハマの番長、三浦大輔投手と横浜ベイスターズの面々。

計画停電の関係などで予定の変更を余儀なくされたので、埃が被って久しいマイ自転車メトロを再整備。再整備といったって洗車したり、すっかり空気の抜けたタイヤにエアーを入れたりしただけだけど...。久しぶりの自転車は中々気持ちの良いものだったが、日頃の運動不足がたたってか自転車を降りるとヒザが笑う笑う。カクカク〜プルプル〜

媽祖祭媽祖祭2
中華街で今年の媽祖祭が始まったが客の出はおそらく例年の半分以下の感じ。媽祖は天災や厄病から人々をお守りする神様なので、今年の媽祖祭は文字通り、震災の復興を願うお祭りとなった。

その後は気が向いたので、久しぶりに聘珍樓に寄る。

聘珍樓はサンマー麺の発祥地を謳う老舗高級中華料理店だが、ここのサンマー麺は今だ食する機会が無かったので今回、初めて注文。
ひと口食すと、昔食べた事のある聘珍樓の味の記憶が瞬く間に甦ってきた。なるほど...非常に上品で控えめな味付けだが、食べ飽きさせないシンプルさと丁寧な仕込みをうかがえる仕事ぶりがシッカリと味に表現されていて発祥の名に恥じない美味しさ。サンマー麺の平均価格としては高めのお値段だが、食べごたえのある分量と、クオリティを考えると適正なお値段だと納得だった。

2011年3月 8日

映画『アレクサンドリア』

アレクサンドリア
「オープン・ユア・アイズ」のアレハンドロ・アメナバール監督、レイチェル・ワイズ主演の「アレクサンドリア」を鑑賞。
ローマ帝国末期、4世紀頃のアレクサンドリアを舞台に、実在した女性、哲学者であり天文学者のヒュパティアがアレクサンドリアで勢力拡大していたキリスト教とユダヤ教との宗教対立やアレクサンドリアの主導権争いなど政治闘争に巻き込まれてしまうという悲劇の物語。

そしてこのアレクサンドリアがキリスト教徒に信仰的に乗っ取られてしまった為に、ほぼギリシャ哲学や学問は風前の灯火となり、これにより、ヨーロッパ社会における科学などの学問的な進歩は約一千年以上停滞してしまうことになる。

アレハンドロ・アメナバール監督の常に俯瞰的に距離を保ちながら展開を進めていく演出の仕方が素晴らしく、変にロマンに流れたり脱線したりせず、だからといって淡々とではない上手さに好感。ただ、その適度な距離感が故に、スペクタクルな盛り上がりにイマイチの印象を受ける観客もいるだろうけど、この作品のテーマ意義を理解していれば、これが正解。
無駄なショットやシークエンスも見受けられず、作品の長さもちょうど良い。

万人受けする派手さはないが、鑑賞者の知的好奇心を上手くクスぐるかなりの良作品だ。

2011年3月 5日

『写真展 The Archives of the Planet 100年前の世界へ~アルベール・カーン平和への願い~』

アルベールカーン
本郷台の神奈川県立地球市民かながわプラザで開催中の『写真展 The Archives of the Planet 100年前の世界へ~アルベール・カーン平和への願い~』に行った。

〔写真展概要〕
およそ100年前、世界を移動する手段も未発達だった時代に、カーンは平和を築くために世界60カ国にカメラマンを派遣し、各地の日常のくらしや風俗、自然そして建物などを記録させた。
今回行われる『写真展 The Archives of the Planet 100年前の世界へ~アルベール・カーン 平和への願い』は、アルベール・カーンが世界平和と友好の思いから、数十年かけてつくりあげた「地球史料館~The Archives of the Planet ~」というアーカイブ72,000点の中から構成。
カーンの生きた時代、そして、現在では失われつつある民族性豊かな世界のくらし、独特の民族衣装、日常を生きる人々の姿、戦時の様子、街や自然の風景を捉えた天然色写真(オートクローム)約150点とシネマトグラフ(動画)を展示する。

今写真展の展示写真は大体は、NHK出版から発売されている「アルベール・カーン コレクション」掲載の写真が殆どだけど、日本の写真では初めて観る写真が多数あったので観に来て良かった。三渓園の写真なんかもあったし...それにパネルにしてあるから写真集より大きい状態でよく観れたしね。

アルベール・カーンの事は以前BSでも10回シリーズで放送してたりしたので知っている人もそれなりにいると思うけど、カーンは明治の元勲、大隈重信や大実業家の渋沢栄一、北白川宮殿下夫妻など多数の日本人とも交流を持ち、カメラマンを日本にも派遣して大正天皇の大喪の礼の様子、東京、横浜、京都、奈良の街並と伝統建築、それ以外にも農村の景色や人々を数多くオートクローム撮影で写真を残している。個人的に今までこれほど感動した写真は観た事がないし、今後もこれほど衝撃的な写真にも出会う事はないだろう、と言い切れるくらいカーンのコレクションは貴重で素晴らしいし、心揺さぶられる。

もっともっと知られてよい人物だと思うのだがね。

グラタ、アイルランド
(クラダ、アイルランド)1913年5月25日
アイルランドの民族衣装を着た14歳の少女、ミアン・ケリー。
ケリーは地元の人がアイルランド娘の完璧な見本と太鼓判を推す程の評判の女性で、1973年に75歳で人生の幕を閉じた。

ヴェローナ、イタリア
(ヴェローナ、イタリア)1918年5月16日
サン・ゼーノ・デ・マッジョーレ教会の地下納骨所。
少女の佇まいと微光が素晴らしい。

ロンドン、イギリス
(ロンドン、イギリス)1919年7月19日
ロンドンでも第一次世界大戦戦勝祝賀パレード。
パレードを見物する為に多数の見物客がテントを張って徹夜したらしい。

カーン写真集
これは私の所有するアルベール・カーン コレクション。
カーンのコレクションは未だ現像されていないフィルムを含め72000枚以上のコレクションがあるワケだけど、アルベール・カーン美術館には、今後も定期的に写真展の企画や写真集の出版をしていってもらいたいと強く希望したい。